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紫雲園

当庭園の作庭は、大正元年にはじまり、庭師が12年間毎日通い完成させたものです。
また、庭園「紫雲園」(しうんえん)の名称は、公募により決定されましたが、その由来は、太閤秀吉が所有した7名石の一つ「紫雲石」(しうんせき)に因み名付けられました。
庭の形式「築山池泉廻遊式庭園」の園路を廻遊すれば、数々の石創作物による、変化に飛んだ風景と出逢うことができます。

玄関前庭

正門から眺めたふるさと館の前庭は、数々の高木、庭木、石燈籠が適所に配置され、この場を離れ難い魅力にあふれています。

ふるさと館正門からの前庭景色。

両脇通路

両側通路は、本庭へ通じる露地となっていますが、暖かい日に、建物座敷から眺めた時、庭との間を隔てるものが一切なく、座敷の景色として一体的に眺める事ができます。


茅葺の門から東側露地を眺める

駅前ロータリー側門から西側露地を眺める

本庭

両側通路を進むと、南側に広々とした本庭が開けます。
池、中島を中心に園路が巡り、滝落ちの石組みの脇から石段を登ると、築山頂の日本3名石の貴船石が迎えてくれ、周りを囲む樹木の間から屋敷を見下ろす事ができます。
その脇には、太閤秀吉が所持した7名石の一つ紫雲石が在ります。

 

庭石と石燈籠

 

石燈籠データ 及び 庭石データ へのリンク

 

当庭園の石燈籠は、大きく分け基本型石燈籠と、変化型石燈籠の2つに分類され、圧倒的に変化型石燈籠が多く、庭を廻遊している園路のアイストップに当たる所に配置されておりこの庭園に変化をつけている。
庭石は、県外産で、巨大な物や、名石といわれるものが、多く配置されている。
庭園の庭石と石燈籠以外にも、石像や石柱、手水鉢が各所に配置され、お客をもてなす庭として機能していた事を伺わせます。

 

ふるさと館庭園の燈籠調査資料
調査:石塔研究家 石井 嘉之助先生

1 石燈籠と庭石案内チラシ

PDF(3MB)

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2 ふるさと館庭園内樹木地図 (PDF)548KB 同上・句作のお供に

 

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