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甕　カメ

旭遺跡群四隅突出型墳墓出土
口縁が擬凹線有段の典型的な月影甕

甕　カメ

弥生後期
旭遺跡群四隅突出型墳墓出土
典型的な月影甕ではない。

高坏　タカツキ

弥生後期末
旭遺跡群四隅突出型墳墓出土

 装飾器台　ソウショクキダイ

弥生後期 旭遺跡群四隅突出型墳墓出土 表面が赤彩されている。

長頸壺　チョウケイツボ

弥生後期　　旭遺跡群四隅突出型墳墓出土　表面が赤彩されている。

短頸壺　タンケイツボ

弥生後期
旭遺跡群四隅突出型墳墓出土

大型壺　オオガタツボ

弥生後期
旭遺跡群四隅突出型墳墓出土
種もみを保存した大切な壺とされる。

管玉制作工程資料　クダタマセイサクコウテイシリョウ

弥生後期　旭遺跡群出土
写真の左から右へ管玉が徐々にできあがる様子がわかる。

土師器小型器台　ハジキコガタキダイ

古墳前期 旭小学校遺跡址出土
受け部の底は無いため、小型の鉢を乗せる台として使用された。
土師器とは、弥生土器焼成の系譜をもつ焼き物。

鍬形石未成品　クワガタイシミセイヒン

古墳前期　旭小学校遺跡住居址出土　

緑色凝灰製。

鍬形石は、大型古墳の副葬品であり、その主要生産地として加賀地方が有力視されている。
下の写真には、管状工具による穿孔がみられる。

和同開珎　ワドウカイチン

通貨ではなく、地鎮祭祀に使用されていた。

穴に紐を通していたため、七枚が重なって出土している。

奈良三彩火舎　ナラサンサイカシャ

奈良時代　国指定史跡　
東大寺領横江荘遺跡出土
寺の仏事に使用される大型の香炉

緑釉陶器 香炉蓋　リョクユウトウキ　コウロフタ

平安時代　国指定史跡　
東大寺領横江荘遺跡出土
尾張で作られた緑の釉が塗られた高級仏器。透かし彫りが施されている。

緑釉陶器 三足盤　リョクユウトウキ　サンソクバン

平安時代　国指定史跡　
東大寺領横江荘遺跡出土
京都で作られた緑の釉が塗られた高級仏器。獣脚のついた大皿。

緑釉陶器 鉄鉢　リョクユウトウキ　テッパチ

平安時代 国指定史跡　
東大寺領横江荘遺跡出土
京都で作られた緑の釉が塗られた高級仏器。僧の托鉢に使用された。

印章　インショウ

平安時代　北安田北遺跡出土
青銅製の吉祥文字「福」の印。役所印ではなく、有力者の私印と推定される。北陸での出土はこの一点のみ。
印面は3.2 cm×3.0cmで高さ3.7cm。

 土師器碗　ハジキワン

平安時代中頃 県指定史跡 石の木塚出土

平面正方形の四隅とその中心に建つ五本の立石からなる遺跡。中心石の全長は267cmもあり、その石の東西南北方向に正確に残りの石が配置されている。このことより、古代比楽湊・駅に伴う交通関連遺跡として注目されている。

物忌札　モノイミフダ

鎌倉時代　宮永ほじ川遺跡出土
木の板に呪文である「急〃如律令、九〃八十一」を書き、死者の出た家に立てて、災いを祓った忌中札。
九〃八十一を上下逆さまに書くことにより、永遠、∞を意味している。

 行火　アンカ

戦国時代　宮永ほじ川遺跡出土
南加賀で作られた、石製の暖房具。
中に炭火を入れて使用された。

 瀬戸鉄釉　天目茶碗　セトテツユウテンモクヂャワン

戦国時代　松任城跡遺跡出土
大窯Ⅱ期頃、16世紀中頃の喫茶用品。
全面に火災等による被熱の跡が残る。

 炭化米　タンカマイ

戦国時代　松任城跡遺跡出土
当遺跡出土の炭化した穀物の97%はジャポニカ米であったため、百姓一般の貯蔵ではなく、兵糧米として保管されていたものが、炭化したと推定している。

 小札　コザネ

戦国時代　松任城跡遺跡出土
鉄板の孔に革紐や絹の組紐を通して、革製の小札と混ぜながらつなぎ合わせ、胴丸や腹巻と呼ばれる鎧に使用された。碁石頭伊予札と呼ばれる簡略な鎧に使用される。札幅1.9cm、札足5.5cm以上、厚さ2mmで、南北朝から室町前期に多いタイプである。