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📖 美術館講座「中川一政文集を読むⅫ」

　今年度のテキストは『中川一政文選』（1983年 筑摩書房）です。

　『中川一政文選』(1983年、筑摩叢書）を通読し、中川一政のエッセイに親しむ講座です。
　本書は、最初の全文集として刊行された『中川一政文集』全５巻（1975-76年、筑摩書房）の 中から、著者自身が抄録した随筆集で、若い頃から、文章を書くことで自身の考えを確固たるものにし、画の道に邁進する姿が見えてきます。

　今年は「ひと」をテーマにした単元を読みます。文章からは、岸田劉生や木村荘八、石井鶴三、また武者小路実篤らとの出会いによって触発された一政の感性が垣間見えます。
　明治、大正、昭和そして平成の時代を生き抜き、名文家としても知られる画家の文章に、令和の今、あらためて触れてみませんか。
　珠玉の自選文集から中川一政の世界をご案内します。

日時：令和５年度

第１回：６月17日（土）　

第２回：８月19日（土）

第３回：10月21日（土）

第４回：12月16日（土）

第５回：令和6年２月17日（土）

各回とも、11：00～12：00

会場：松任中川一政記念美術館内

定員：各回10名程度（申し込み順、前日までに要申込）

受講料：400円／回（入館料200円を含みます。）

講師：当館学芸員

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（2023.5.30更新）