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お知らせ

2023.11.23 「俳句de美術館」投句作品(10/7~11/3)選考結果発表と記念句会(11/23)報告!

大高 翔

おおたか  しょう

 

藍花俳句会副主宰・俳人協会幹事

 

 

1977年徳島県に生まれ、13歳より作句。エッセイや校歌作詞なども手がけ、作句指導に取り組む。
2000年より、海外での俳句ワークショップ活動を開始。同年、「徳島県阿波文化創造賞」受賞。
2016年 第四句集『帰帆』(14年、角川書店)にて「第一回俳句大学大賞」受賞。
2012年から22年まで京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)非常勤講師。2023年からアメリカ在住。

 

何もかも散らかして発つ夏の旅

 

笑いあう春のオルガンひくように

 

決断す晩夏の窓を開け放つ

 

松任中川一政記念美術館 俳句de美術館

 

いしかわ百万石文化祭2023松任中川一政記念美術館特別展「生誕130年 中川一政展 百花繚乱」の開催を記念して、中川一政作品や美術館内をテーマに俳句を詠む「俳句de美術館」を開催しました。

 

大高翔さんからのメッセージ~

 

「絵の前に立ち、あるいは絵の中に入り、感じたことを小さな言葉に。」大高 翔

 

 

【投句募集】

 

選者:大高 翔さん(藍花俳句会副主宰・俳人協会幹事)

募集期間:2023年10月7日(土)~11月3日(金・祝)

応募数:79句(内、小学生35句)

 

◆入選句発表◆ 【特選三句】

 

向日葵が夕日の空にひとりぼっち 

          谷口 和寿(小松市立東陵小学校四年) 

 

ふと秋思忘る中川一政展     上出 洵(加賀市)

 

画布に盛る絵の具の厚さ秋深し  戸田 敬子(白山市)

 

◆選評及び佳作作品を含む一覧はこちら(PDF)をご覧ください。

 

 

【記念句会】

 

大高翔さんを講師に迎え、美術館内を吟行して俳句会を開催しました。

 

講 師:大高 翔さん

と き:2023年11月23日(木・祝)10時~12時

ところ:松任中川一政記念美術館及び松任ふるさと館

参加者:17名

 

◆特選句◆ 

 

投入れの一政の薔薇脈打てり    春美  

 

油彩の香ほのと纏ひし冬館     光子

 

文筥に思ひ閉じ込む冬の朝      玲子

 

【講師・選者吟】

捨て去つて捨て去つて咲く冬薔薇  翔

 

◆句会報(特選選評を含む一覧はこちら(PDF)をご覧ください。

2023.12.20更新

 

【投句募集】【記念句会】ともに、チラシはこちらをご覧ください。

   

 

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