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お知らせ

2018.9.8-11.25 特別展「生誕125年 中川一政展」

白山市立松任中川一政記念美術館特別展
「生誕125年 中川一政展-ひねもす走りおおせたる者-」

 平成30(2018)年は、中川一政(1893-1991、文化勲章受章者)の生誕125年を迎えます。明治26年東京に生まれ、大正期に独学で画家を志し、昭和そして平成と97年の生涯を生き抜いた中川一政は、絵画を主軸としながらも挿画や書、陶芸、また短歌や詩、随筆など文芸にと幅広い活動を展開しています。躍動感豊かな作品は、今もなお多くの人々を魅了し、新たなファンを生み出しています。
   本展ではこの節目を機に、絵画でその画業を辿ると共に、晩年から精力的に取り組んだ書と茶陶にスポットを当て、その創作姿勢ひいては生き様に迫ります。

 併せて、武者小路実篤や野上弥生子、また向田邦子らとの親交も紹介します。

 

[会期] 平成30年9月8日(土)~11月25日(日)9:00-17:00

     休館日:毎週月曜日(但し、9/17、9/24、10/8は開館、     

                                                             9/18、9/25、10/9は休館)

[会場] 白山市立松任中川一政記念美術館 本館・別館

[展示構成]

 油彩21点、岩彩・墨彩等6点、書23点、陶芸等32点、

 挿画等原画8点、写真ほか資料等27点、展示総数117点※(予定)
 ※会期中、書と陶器を中心に一部展示替えを行ないます。
  前期:9月8日(土)~10月21日(日)

  後期:10月23日(火)~11月25日(日)

[観覧料] 一般300(200)円、高校生200(150)円、中学生以下無料 

    ( )内は20名以上の団体料金  

詳しくは、こちらから→生誕125年中川一政展チラシPDF

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 サブタイトルは、中川一政が好んだ言葉「終日(ひねもす)走りおおせたる者、夜の安きにつくこそよけれ」(古代ローマの政治家・哲学者セネカ)からの引用です。一政は「私は、よく生きた者が、よく死ぬことが出来るのだと思っている。/それはよく働くものが、よく眠ると同じ事で、そこになんの理屈も神秘もない。」と記し、アトリエの壁に掛けたこの賢者セネカの言葉を、日々の、そして一生の励みとしたと言います(『腹の虫』1975年 日本経済新聞社)。

 

 幅広い芸術活動のすべてに全力で取り組み、生涯を自己革新を目指して生涯を生き抜いた中川一政の生きた証をどうぞご覧ください。

 

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