周辺の見どころ
白山市立博物館
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白山市立博物館は、人間国宝であった隅谷正峯(すみたに まさみね)の刀剣作業風景を再現模型等により展示を行っており、暁烏敏(あけがらす はや)、松本白華(まつもと はっか)の業績、国指定史跡東大寺領横江荘遺跡荘家跡の復元、民俗資料については、農村地域として古くから使われてきた農具等を展示しています。
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松任ふるさと館
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松任ふるさと館は、明治・大正・昭和期にわたり、金融、米穀、倉庫業等の分野で活躍した吉田茂平氏の私邸で、元々は市内安吉町にあったものを、大正元年に交通の要衡である現在の場所に移築されました。昭和57年10月に、当時の松任市(現白山市)が吉田家よりこの邸地を譲り受けて、憩の場を備えた文化施設として会館しました。 主屋、門及び両側物置は、平成13年10月に国の登録有形文化財に指定され、周辺文化施設とともに、文化・芸術を基調とした駅前緑地広場の中心施設として、四季折々の景観を楽しむことができます。
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千代女の里俳句館
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千代女の里俳句館では、白山市ゆかりの俳人である「加賀の千代女」を始め多くの俳人達について、映像や作品、寄贈いただいた句集等を活用して紹介するとともに、子ども達や外国人にも俳句を作り楽しめるようなコーナーを備えています。また、千代女全国俳句大会や少年少女俳句大会などの俳句事業を開催するほか、俳句愛好者の方々には気軽な句会の場としてもご利用いただけます。 千代女の里俳句館は、白山市民がつちかってきた歴史をふまえ、江戸時代を代表する俳人「加賀の千代女」の顕彰及び、俳句を通した交流・体験活動のための拠点施設として、平成18年10月に開館しました。
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暁烏 敏 師像と歌碑
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松任駅前の東側の広場には、和服姿で数珠を持ち、おだやかな表情をした僧侶の銅像があります。その台座には「汝自当知」と刻まれ、その横には「十億の人に 十億の母あらむも わが母にまさる母 ありなむや」と刻まれた石碑もみられます。この母を思う歌を作ったのが、銅像となっている暁烏 敏師です。師は、明治10年に石川県白山市(旧松任市)北安田の寺 明達寺に生まれた近代日本の思想界に大きな足跡を残した白山市が誇る思想家です。市では毎年、優秀な哲学論文などに「暁烏 敏 賞」を贈り、師の功績を顕彰しています。
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D51蒸気機関車
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松任駅前の東側の広場には、鉄道のまち白山にふさわしい蒸気機関車が屋外展示されています。明治31年に小松~金沢間が開通し、松任から関西・中京への交通が便利になり、産業・経済の発展に大きく貢献するものとなりました。当時は一日上下線各5本が運行され、米原まで7時間かかったそうです。昭和10年には駅の北に北陸で唯一の鉄道車両の修理工場が建設され、昭和23年頃には1,770人もの従業員が働く町の一大産業となっていました。平成27年には、新幹線の白山総合車両所も建設され、鉄道のまちとしてのますますの発展が期待されています。
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