白山ミュージアムポータルサイト

①作品から聞こえてくる「声」を探すゲーム体験。

②一つの作品に注目し、感想や発見したことなどを話し合います。

③お気に入りの作品に１票！

11月13日、錦秋の穏やかな空のもと、北陽小学校の２先生のみなさんが来館しました。
地域を知る学習の一環として、近くの松任駅や図書館とともに、松任中川一政記念美術館を見学。地域にゆかり深い中川一政画伯の美術館で、「対話型鑑賞」をとおして、作品との対話を楽しみました。

美術館での約束ごと（お話は小さな声で、ゆっくり歩く、作品にさわらない）を確認し、
①作品から聞こえてくる「声」を探してみる。
②一つの作品について、みんなで感じたことや発見したことを話し合う。
③お気に入りの作品を見つけ、スケッチしたり、感想を書いたりする。　
の３つの活動を行いました。

北陽小学校２年生のみなさんからは、自由な発想から生まれる感想や意見が次々とあがりました。

２年生のみなさん、素敵なコメントをありがとうございました。
今度は、おうちの方や友だちと一緒にまた来てみてください。きっと新しい発見があるはずです。

作品の見方に、「正解」や「間違い」はありません。自分の感じたことを伝え、お互いの意見に耳を傾けることで、見方を広め、鑑賞を深めることができます。また、様々な見方があることへの気付きは、互いを尊重し、認め合う心を伸ばします。
これは、子どもたちに限らず、大人の方の同じです。思いおもいの見方で、どうぞ芸術の秋をお楽しみください。
ご来館をお待ち申し上げております。

2020.11.14　松任中川一政記念美術館