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白山ミュージアムポータルサイト

周辺の見どころ

 

呉竹文庫
 
 住所 白山市湊町ヨ146番地
 電話番号 076-278-6252
休館日 月曜日、年末年始
概略 藩政期北前船で財を成した熊田家が所蔵した明治・大正・昭和初期の書籍を展示

島田清次郎顕彰碑・生誕地碑
 

 明治32年(1899)、美川町で生まれた島田清次郎は、天才的な小説家として名を馳せ、大正8年(1919)彼が20歳の時に発表した小説「地上」は大ベストセラーとなりました。

 美川地区には、清次郎の功績を称える「生誕の地」碑が美川南町に、顕彰碑が平加町に建てられています。

 小説地上は、島田の自伝的作品で、世の中の不正を嫌い、自らの成長と共に世直しの手立てとしたいという筋立てで、偉くなって世直しをしたいという内心があったのかもしれません。

島田清次郎年譜(PDF)


美味しい美川の伏流水

 白山美川伏流水群は日本の三名山(三霊山)と言われる白山連峰の大量の雪解け水が手取川扇状地の地下をゆっくり通って手取川河口付近で湧き出ました。

 白山美川伏流水群は平成の名水百選に選ばれました。

環境省選定 2008年

美川の伏流水(PDF)


美川の珍味

 美川と言えば、「フグの糠漬け」と言われるほどに、有名になりました。

 特に美川では猛毒(テトロドトキシン)というフグの卵巣を、3年間塩漬けにして、その後、糠で漬け込み毒気が自然と抜けるという、魔法のような製法が、伝統的に江戸時代から受け継がれており、嗜好家をはじめ広く国内に出回るようになりました。

 美川の地元では古くからあり、美川生まれの人たちの間では、それほど珍しくもなく、当たり前のように食されていました。

ふぐの子糠漬け(PDF)


手取川河口付近から望む白山

 日本三名山の霊峰白山は標高2,702mで、山頂は主に3~4万年前の火山活動による噴出物によって形成されています。世界屈指の豪雪地帯であるこの地域に降り積もる雪が、手取川扇状地に豊かな水の恵みをもたらしています。

 白山から流れ出る手取川は美川で日本海に流れこむとともに、伏流水としても美川地域において湧き出ています。やすまる銘水、お台場の水、大浜の水、蓮池の水、呉竹水荘と呼ばれ、多くの人に親しまれており、その湧水量は一日で57トンにもなると言われています。

   

 

 

 

 

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