お知らせ
企画展「加賀の千代女の世界―自然へのまなざし―」
「朝顔やつるべとられてもらひ水」の句で知られる江戸時代の女流俳人 加賀の千代女。千代女の没後250年にあたる2025年を前に、加賀の千代女没後250年祭開催事業として企画展「加賀の千代女の世界―自然へのまなざし―」を開催します。 加賀国松任の表具師の娘として生まれ、幼少の頃から俳諧に親しんできた千代女が作る句は、人々を魅了し、やがて地域や身分を超えた親交や、生前の二度にわたる個人句集の出版など他に類を見ない活躍につながりました。 本展では、千代女ゆかりの寺院 聖興寺が所蔵する「朝がほやつるべとられてもらひ水」の掛軸(白山市指定文化財)を含む、千代女の自然へのまなざしが感じられる作品を展覧し、その魅力をお伝えします。
◆会期 令和6年9月7日(土)~10月20日(日) ◆会場 千代女の里俳句館 2階 企画展示室 ◆開館時間 午前9時~午後5時 (展示室入室は午後4時30分まで) ◆休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日) ◆観覧料 一般 200円(100円) 高校生 100円(50円) 中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※常設展示もあわせてご覧いただけます ◆主催 千代女の里俳句館
記念講演会「千代尼の生涯について―妙好人としての千代―」◇日時 9月22日(日・祝) 午後1時30分~午後3時00分 ◇会場 千代女の里俳句館 2階 研修室 ◇講師 中野 素 氏 ◇定員 50名(申込順) |
千代尼筆「朝がほや」句画賛(聖興寺蔵) 【白山市指定文化財】 |