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お知らせ

2019.6.4-9.1 松任中川一政記念美術館 2019夏季テーマ展

 

中川一政  向日葵を描く

 -ファン・ゴッホを超えてー

 

  併設:新元号記念特集「中川一政の万葉歌」

 

中川一政 油彩《向日葵》Sunfowers  1973年 100.0×72.7㎝

 

 

 中川一政の〈向日葵〉作品と、彼が画家を志す青年期に大きく触発されたファン・ゴッホにスポットを当てた企画展です。

 

 向日葵を好んだ中川一政は、アトリエの庭に100本を超えるこの花を植えたといわれます。
夏の限られた花の時期に精力的に取り組み、戦後から最晩年の1990年までに約170点の向日葵作品を生み出しています。

 

 「向日葵」と聞いて多くの人が思い浮べるのは、オランダの画家ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh 1853-1890年)でしょう。一政にとっても、若き日に雑誌『白樺』で知ったゴッホ、そして彼の「向日葵」は大きな存在でした。ゴッホが、アカデミックな技法に拠らずに独自の表現法を切り拓いたことは、独学で画の道を歩んだ一政を大いに勇気づけるものでした。

 

 今展では、中川一政の8点の「向日葵」を一堂に公開し、
ゴッホに触発され、生涯 ‟生きて呼吸し、脈打つような画”を追い続けた一政の姿勢を、ゴッホへのリスペクトが込められた詩やエッセイと共に紹介します。
 中川一政が晩年到達した境地を、「向日葵」から感じていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左)中川一政 岩彩《いそのかみ》

”Isonokami” Manyoushu

1981年 38.7×36.3㎝ 

出典:「万葉集」巻第3-422

 

 

右)中川一政 書《もののふの》

”Mononofuno” Manyoushu

1989年 135.5×65.0㎝ 

出典:「万葉集」巻第3-264 柿本人麻呂

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 併せて、新元号改元を記念して、「令和」の典拠をされる

「万葉集」を題材に中川一政がしたためた書画を特集します。

 

 

 

 

 

 ○展示内容 

  絵画26(うち向日葵8)点、書11点、陶芸7点、挿画15点、

  資料等30点  計89点(うち「万葉集」書画は8点)

  ※都合により変更する場合があります。

 ○開催日 

  2019年6月4日(火)-9月1日(日)

 ○休館日 

  毎週月曜日 
  ※但し、7/15(月・祝)と8/12(月・休)は開館し、

   7/16(火)と8/13(火)は休館します。
  ※なお、9/3(火)~9/6(金)は施設整備のため臨時休館

   します。

  

 →2019夏季テーマ展チラシPDF

 

 

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